愛と平和に満ちた星 LYRA リラ(ライラ)銀河系宇宙の人々の起源であり、カルマに深く関わる星
愛に目覚めよ。私たちは、あなたの味方である。
緑豊かな地球のように自然が溢れた 美しい星 リラ。
今、空を見上げて、琴座をさがしてもその中に、リラの星をみつけることはできません。
なぜなら、リラは、はるか昔にすでになくなってしまった星だからです。
《目次》
- リラは、人間型生命体が誕生した星
- リラ星の高度なテクノロジーは地球でも垣間見れる
- リラ星人
- リラの崩壊
- カルマの発生
- 崩壊後のリラの人々
- リラで始まりテラ(地球)で終わる
- 統合への道
- 地球人であるわたしたちができること
- 書き終えて
リラは、人間型生命体が誕生した星
今は亡き星、リラは、かつて琴座(環状星雲M57)に存在し、地球から2200光年離れたところにありました。
リラは、銀河系宇宙で初めて肉体を持った転生が起こった場所です。すなわち、私たち人間のような生命体が、誕生した星になります。
銀河系宇宙一族に属する人間型生命体はすべて、リラで生まれた種族と遺伝的なつながりを持ちます。
リラ星の高度なテクノロジーは地球でも垣間見れる
リラは、次元上昇を繰り返すことで、テクノロジー面でも、とても高度なレベルに到達しました。
- ピラミッド、石造建築、鉱物であるクリスタルによるエネルギー装置
- 数秒で、物質や人の構成物質を分解し、移動させ、再び元通りに融合させる技術
- 光速の100倍で飛ぶ銀河間航行用の宇宙船をつくる技術
- 思考の速度で宇宙を移動 など
今の地球では考えられないような高度なテクノロジーレベルを持っていました。
地球上に築かれたピラミッドや各地の石像遺跡、古代の海底遺跡はすべて、リラ星の技術が受け継がれて作られたものであり、伝統芸能や民族文化のほとんども、リラ星の文化が、時とともに変化していったものと言われています。
リラ星人
リラ星人を知る上で、まず知っておいていただきたいのは、ヤハウェの存在です。
宇宙の創造神は、光を生み出したといわれています。つまり、自分に代わる親(父母)として、ヤハウェという霊的な存在を作られたということになります。
ヤハウェは、
- 銀河系宇宙人類の起源(原始宇宙人類の進化と創造を見守っていた銀河系宇宙外の存在)
- 創造神の愛と真理を携えた存在
- リラ文明の進化と繁栄を導いた親のような存在
- リラ人種を代表する12の民族と144の部族を統率する王の存在
- リラ文明を代表する神官としての存在
- 古代地球に飛来した144,000人のエロヒム(アナンヌキ)を代表する存在
- 古神道でいうスメラミコト といわれています。
先にもお伝えしたように、銀河系宇宙一族に属する人間型生命体はすべて、リラで生まれた種族と遺伝的なつながりを持ちますので、地球人類の遺伝子(光子が物質化したもの)には、ヤハウェを初めとした12の民族の宇宙生命体の遺伝子が組み込まれているといえます。
それ故、地球人をはじめ、銀河系宇宙生命体は、宇宙本来の愛の源に近づくために、自ら進化しようとする本質を持ち合わせているのです。
高次元の存在であるリラ星人は、
- 銀河系宇宙の人間型生命体(肉体を持つ最初の種族)の祖先
- シリウス人、オリオン人、地球人、プレアデス人、ベガ人、ゼータ・レクチク人、ケンタウルス人、アルタイル人をはじめとするさまざまな種族の宇宙人は、リラ種族の子孫
- 最もポジティブな生活を送れる社会を築き、生命にダメージを与えるネガティブなものをすべて排除することができた人々
- とても平和を愛する人々
- 全てのものが一つであり、良いも悪いも考えるものすべては表裏一体の関係であるという考え方
- みな故郷と一体であると考え
- 自己奉仕ではなく、全体として同じ方向に共有して向かう働き方
- 種族の誰もが全体に遅れをとったり、極端に落ちたりしないような配慮
- 「多くの人々のニーズが少数の人々のニーズを上回る」という価値観
- 頭髪や皮膚の色、瞳や体系もそれぞれ独自の特徴を持っていおり、地球人の世界に通じる物がある
- 遺伝子学にとても長けており、探究心が豊富
などの特徴を持っていました。
リラ人は、素晴らしい農業共同体を開発しました。 効率的に農業を行うだけでなく、何十億もの人々を養うことができる素晴らしい農業共同体でした。
こうした活動は、惑星自体の強化となり、さらには、豊かな環境を作り出すことへとつながっていきました。
リラの崩壊
まだ高次の存在ではなかった頃のリラ星人の寿命は、約250年でしたが、高次の存在になるにつれ、数百年から数万年の寿命を得るという問題を解決していきました。
寿命の問題の解決と高度なテクノロジーにより、リラ星人は、長年できなかった銀河系宇宙間を移動できるようになりました。
宇宙間移動が可能になったことにより、近隣惑星間の交流が始まり、それぞれの惑星の技術や思想、社会面も急速な発展を遂げました。
交流の際には、お互いの不一致や軽い衝突が生じることもありましたが、その多くの問題は、常に解決され、お互いにクリアとしていきました。
リラ人は、戦いや争いという方法を選ぶことはせず、常に、穏やかで温かく、平和的な問題の解決を行いました。こうした問題解決を通して、すべての惑星環境に適応すること、それぞれの惑星と完全に調和して生きることを学んでいきました。
しかしながら、時を経て行くうちに、リラ民族の中にもポジティブ指向、ネガティブ指向の二極の力が徐々に現れるようになりました。
12のリラ民族の中のルシエルとオリオン種族の先祖となる2つの民族が、真理探求を科学に偏よりすぎたことにより、リラ文明の神官ヤハウェの意(宇宙創造神の愛)を見失ってしましました。
これは、レムリヤ文明とアトランティス文明の終末期に似た姿にもみえます。
この2つの民族の大宇宙の原則を超えたおごりの文明が、極限に達した科学技術を乱用したことにより、大爆発を起こし、自ら創造したリラ星を崩壊させてしまったのです。
カルマの発生
リラの星が崩壊したことにより、リラ人は、愛する故郷を突然奪われました。
愛と平和に溢れた美しい星が亡くなる。帰る場所がなくなるとは、どれほど悲しく、心苦しいものであったでしょうか。
こうした出来事が、絶望と破壊のカルマ(*)を生み出し、その後、銀河宇宙史に繰り広げられた悲惨な宇宙戦争のカルマ発生の起源となってしまったのです。
地球人類の何年も何回も繰り返し行われてきた争いの歴史というのは、このカルマが投影されたものなのです。
リラの星の崩壊と同時に発生したカルマは、長い長い銀河系宇宙の歴史となっています。そして、今もなお清算すべき苦しみや不安、悩みとなって、私たちの前にたちはだかっています。
*カルマ・・・「カルマ」とは、バランスを意味し、ある人生から次の人生へと魂が持ち越す特定の傾向を意味します。多次元的な観点からすると、自由意志や選択の自由の実践、あるいは自分にとっての最高の真理に基づく決断を下すことにより、カルマの束縛を超越することが可能。カルマは、個人レベルだけでなく、集団、種族、集合意識のレベルにも生じる。
崩壊後のリラの人々
リラの人々は、天体の崩壊に伴い故郷を離れ、様々な星に移住しました。その中には、長きにわたり、宇宙戦争の歴史を体験した人々や、銀河宇宙をさまよいつづけることになった人々、肉体的な機能や子孫を残すことのできなくなった人々もいます。子孫を守るために、人工惑星をつくりそこにとどまった人々もいます。
また、クローン技術による種族の繁殖を余儀なくされたり、消滅の危機に瀕している宇宙生命体も存在しています。
リラ星から、移動した先の星の一部をお伝えしましょう。
・ベガ
琴座に位置する織姫星のベガ星、恒星。銀河人類の祖・リラ人が移民した最初の星であり、銀河宇宙の闘争の歴史の起点となった星である。
支配欲が強く利己的。信条や行動面でリラの先祖と対局をなす民族へと発展。リラ人とベガ人との間には、争いが絶えなかった。
・エイベックス
琴座にあった惑星。統合された社会を築く試みを最初にした星。
・シリウス
「犬星」として知られる3つの恒星からなる星団。リラが最初にやってきた星のひとつ。統合のモデルに従って、統合への道が長い間模索された星。多様な意識形態が存在。
・オリオン
統合が困難を極めた「戦場」の星。オリオン人は、シリウス、リラ、ベガ人の子孫。オリオンは、地球と直接的なつながりを持つ。
・プレアデス
リラから分かれた人々が移ってきた星。プレアデス人は、地球人と遺伝的にもっとも強いつながりを持つ。
・アルクトゥルス
地球が到達すべき理想の状態を表す星。個別意識や惑星意識の癒しを助けている。アルクトゥルスの波動は、指導霊、ビジョン、インスピレーション、チャネリング、テレパシーによるコミュニケーションなど地球とさまざまな形で交流している「天使界」とみなされている6次元にある。
・レチクル産ゼータ星(ゼータ・レチクル)
地球と密接なつながりを持つ文明。さまざまな種族があり、地球人の一時拘束や遺伝子実験を行っている中心的な宇宙人であるが、悪意をもっての行動ではない。
リラで始まりテラ(地球)で終わる
銀河系宇宙人類のカルマは、リラで始まり、テラ(地球)で終わると言われます。
それは、リラ星の崩壊後、バラバラになった銀河宇宙生命体は、破壊と絶望の中で、宇宙をさまよいながらも、奇跡的に光り輝く水の惑星地球を発見し、地球人と遭遇したことにより始まります。
この時の銀河系宇宙生命体の感動は、計り知れないものであったでしょう。
銀河系宇宙生命体は、永遠の生命の存続をかけて、止むにやまれず、地球人類にすべての願いを託し、宇宙本来の真実の愛と真理を伝えるために、地球人種と遺伝子的に関わることとなったのです。そして、リラのもてるすべての能力を地球人類に与えようと努力してきました。
こうして地球人種と遺伝子的に関わったことが、リラ星で始まったカルマを地球人が、受け継ぐことにもなったのです。
しかし、地球人のレベルでは、リラ星人のもつ高次元のレベルを受け入れるだけの器が育っていませんでした。それ故、地球人は、リラ星人の悲願であり、銀河宇宙生命体の願いをくみ取ることができませんでした。
それでも、宇宙生命体は、地球人類に変わることのない願いを託し続けながら、地球人類を今も守り、導いています。
今回の地球の次元移行にも、人工惑星リラに住む人々は自らの意思でこの地球のアセンションを手助けする事を希望し、今地球に多大な影響と干渉を与えてくれています。
統合への道
「統合」とは、存在のありさまのあらゆる側面を「宇宙の創造神」を構成する価値ある一部として受け入れることです。
自己否定をやめて、自己ばかりではなく、他者をも受け入れることなのです。
かつて、リラの集合意識が統合の状態にあった時に、陰と陽の二極を現実に作り出してしまったのですが、逆にいえば、今の私たちは、二極の現実から、ひとつの統合の意識を作り出すことができるといえるのです。それは、銀河宇宙人類のカルマの解消ということに他なりません。
他者を受け入れることは、個人のアイデンティティの消滅を意味することではなく、自分たちの運命をはっきりと意識的に選択できる状態に至ることなのです。
統合の過程を促す自覚ある行動は、ただそれを受け入れること。とてもシンプルなことなのです。
統合は、具体的に、知性、感情、霊(スピリット)肉体という4つの主要なレベルにおいて起こります。
知性のレベルの統合
知性のレベルの統合とは、知的なレベルの思考過程だけでなく、直感や感性などを含めたものを意味します。二十世紀の論理的な思考だけでなく、直感や感性のレベルの思考を組み合わせることで、知性レベルの統合は、可能なのです。
感情のレベルの統合
感情のレベルの統合とは、自分の内面にある影の部分を受け入れることです。潜在意識の奥の奥に潜み、自分を後退させている観念がないかを調べ、受け入れてください。内なる感情を否定することなく、注目し、ただ受け入れてください。
霊(スピリット)のレベルの統合
霊(スピリット)のレベルの統合とは、さまざまな主義主張に支配されない自分自身の内側にある霊性に触れることです。
そして、世界中の一人一人の真理を「大いなる真理」の多様な表現として尊重することが必要であり、こうした態度を持つことで、他者を変えることなく、相違を認め共存していくことができるようになるのです。
勇気をもって、内面の霊性に触れることで、統合が始まるのです。
肉体のレベルの統合
肉体のレベルの統合は、まず、私たちが銀河系宇宙一族の一員であることに目覚め、真に受け入れることです。
そして、今、この地球上で生きる選択をしている自分を受け入れることなのです。地球の先祖は、「エデンの園」での使役や「ノアの洪水」を生き延び、今の文明を築きあげてきたのです。だからこそ、宇宙は、わたしたち地球人を統合の模範を示すことができる種族とみているのです。
今、そして未来の地球に、私たちが奇跡を起こすことができると応援してくれているのです。肉体をもったままの統合するというかつてない宇宙規模のドラマをわたしたち地球人に与え、信じ、願ってくれているのです。
地球人であるわたしたちができること
”人類と宇宙人との結びつきを自覚するのは重要だが、さらに重要なのは、まず地球的な規模の視野を育むことである”とリサ・ロイヤル氏とキース・プリースト氏は『プリズム・オブ・リラ』の中で語っています。
宇宙は、精一杯の応援をしてくれますが、地球が誕生してから、わたしたち人類が地球にした過ちは、後始末は、私たち地球人がすべきことです。
地球は、本気で、進化=変わり始めたことを私たちに知らせてくれています。今こそ、被害者意識を捨てる勇気をもち、魂からの神聖な思いに忠実となり、この地球上上に天国文明をつくる時です。
同時に、地球が進化することは、宇宙全体の進化であり、カルマの解消へと向かっていくことにもつながるのです。
宇宙の方々が、私たちに思い出させようとしているのは、宇宙のもつ本来の力=無限の可能性です。
宇宙人や見えない存在は、いつも私たちを見守り、応援してくれています。でも、そこに依存しすぎるのではなく、私たち自身の力を信じることが最も大切なことです。
本来の美しい地球への回帰を目指して、応援してくださる多くの宇宙の方々の愛と勇気と希望を味方につけ、統合の道を進んでいきましょう。
書き終えて
この記事を書きながら、リラ星の人の絵を見ていて感じたことは
「自分の気持ちをみつめて。」「ただそれだけでいい。」と優しくて、温かく、繊細な波動にのせて、そう感じました。
この記事を書くまで、リラ星については名前だけは知っていても、同じこと座のベガ座との違いもわからずにいました。
しかしながら、リラ星を知っていくうちに、銀河系宇宙に生きる人々全ての起源であるという私たちとの深い関わりがあること。
アセンションの話と共に、よく話題となるカルマや統合について知ってはいても、なぜ、カルマが生じたのか?なぜ統合が必要なのか?については、曖昧な感覚でしか把握できていませんでした。
その曖昧な部分を宇宙の歴史を通して、明確に理解させてくれるのがリラの存在であることも知りました。
争わず、戦わず、自己防衛さえしなかったリラの人々。身をひっそりと隠し、ただ耐え忍ぶことで、自らを守り、今この時を長い長い間待ちわびてきたリラの人々。その思いに、ただただ癒されてほしいと祈ると同時に、地球人に望みを託した統合への深い意味を知りました。
リラの人々の思いが、地球人に深く届くことを願いながら、地球人ならではの行動により地球本来の美しさを出現させる可能性を秘めていることを宇宙が教えてくれています。本気の地球に応えるように、わたしたちも行動していきましょう。
【参考文献】
『プリズム・オブ・リラ』 リサ・ロイヤル、キープ・プリースト共著 ネオデルフィ 発行 星雲社 発売
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