
宇宙人が地球人を「誘拐」して、混血種の子どもが生まれている?ゼータ・レチクル人と地球人が抱える光と闇。
「私は宇宙人に遭遇したことがある。」そのような発言をして笑われる時代は終わりました。この記事を読んでいる方の中には、UFOを見たことがある人、宇宙人を見たことがある人、宇宙人に誘拐されたことがある人、「私こそが宇宙人です!」と発言する人さえいるかもしれません!
そうです、自覚の有無にかかわらず、この記事を読んでいるあなたは間違いなく宇宙人(スターシード)でしょう。ただ、地球外の宇宙人についてはどのような印象を抱いていますか?恐ろしい姿を思い浮かべますか?それともキュートな姿ですか?人間と似たような姿ですか?
おそらく宇宙人とまだ会ったことがない人々の大半はスマートフォンの絵文字が模しているような、目が大きくて頭の大きい逆三角形の顔を思い浮かべる方が多いかと思われます。この記事では、あの絵文字のモデルとなったゼータ・レチクル星人について深く掘り下げていきます。
<目次>
- レチクル座ゼータ星(ゼータ・レチクル星)とは
- 核汚染による文明の崩壊
- ゼータ・レチクル星人の特徴(外見)
- ゼータ・レチクル星人の特徴(内面)
- ゼータ・レチクル星人とグレイの違い
- あなたもゼータ・レチクル系?ゼータ・レチクル星人診断
- エササニ星人はゼータ・レチクル人と地球人の混血種族?
- 宇宙人による地球人の「誘拐 」
- 地球人の「誘拐」の目的
- まとめ
レチクル座ゼータ星(ゼータ・レチクル星)とは
レチクル座とは水瓶座と大マゼラン雲の北に位置している星座でゼータ1とゼータ2を含む、34の星で構成されています。地球では南半球からのみ見ることができます。地球が属している銀河系宇宙に生きる人間型生命体の起源は琴座(リラ)にあります。
もともとはその琴座にあったエイペックスと呼ばれる惑星がゼータ・レチクル星人の故郷でしたが、惑星全体の核戦争などによる核汚染が極端に深刻化して、惑星のエネルギー場が物質を超えた超原子レベルで崩壊し、周囲の時空間に電磁的な歪みを生じさせました。
その結果、エイペックスという惑星自体が元の位置から消滅して、遠く離れた、レチクル座へと移動してしまいました。彼らの祖先は、天体観察の結果自分たちの惑星が移動していたことに気づきショックを受けました。
そうして、ゼータ・レチクル星人にとって故郷と呼べる特定の場所の記憶は薄れてしまい、彼らの生息地は、大まかに言って宇宙空間であると言えます。レチクル星人のなかには、ゼータ星の地下に住む者、シリウスやオリオンなど他の惑星へ移動した者、宇宙船のなかに住んでいる者など住処は各々点在しています。
核汚染による文明の崩壊
ゼータ・レチクル星人の祖先にとってのエイペックスは、琴座とベガ両方の特徴を持った、極めて発展していた文明を持つ惑星でした。
人種は混血種で、肌の色も様々で、平和主義者も芸術家も侵略主義者や兵士、テクノロジー信奉者や反テクノロジー信奉者など、現在の地球よりもはるかに多種多様な人々が住んでいました。
しかしテクノロジーが霊的な進歩を上回る早さで進歩したことで集合意識に不調和が起きました。個人主義が蔓延り、彼らは平和的に共存することが困難になっていきます。
環境汚染が深刻化し、紛争が絶えない惑星となり、最終的に、核戦争が勃発しました。星人のごく一部は、地下にシェルターを作り、逃げ込みましたが、大多数が核爆発や核汚染による病気で死滅したのです。
地下で生き残った者たちは、地上での生活に終止符を打って、青空や星空、太陽光を二度と見ることなく、深い悲しみと後悔を持ちながら、食物や空間も限られている地下でも生存していけるようクローン技術などの遺伝子技術を発達させました。
集団に悪影響を及ぼすと考え、個性や感情を一切排除して集合体として新しい文明を築いていきました。
ゼータ・レチクル星人の特徴(外見)
元々はバラエティに富んだ人間型の見た目をしていたのですが、核戦争などによる核汚染で地下に住処を移したゼータ・レチクル星人は、限られた地下空間を有効活用するために、90センチから150センチの小柄な体型になりました。
地下では新鮮な食べ物が不足しており、彼らの肉体は特定の光波を栄養素として効率的に取り入れるために、目は大きく、瞳は黒く、まぶたがなくなっていきます。
毛髪はなく、皮膚は光熱的かつ光起電的な特性を帯びるようになり、濃淡のある灰色、白、またはベージュで地下の光源に敏感に反応するようになりました。
また、知性が発達したため脳と頭蓋骨は肥大化し、それにより産道が対応できず、自然分娩が困難になり、クローン技術を発達させていきました。ゼータ・レチクル星人には性器がなく、男女の性差は外見でも内面でも存在しません。
ゼータ・レチクル星人の特徴(内面)
感情がないという点が、大きな特徴であり、地球人との最大の違いであると言えます。
放射能による、惑星規模の環境汚染と種の存亡の危機に見舞われて、何があっても感情に翻弄されない種族になることを誓った彼らの祖先は感情の因子や性のエネルギーをクローン技術で肉体から全て取り除き、エネルギーを知性に集中させました。
地球人は感情を抑圧することがありますが、それとは根本的に異なり、ゼータ・レチクル星人は脳の構造を変えることで、肉体から感情や性欲を排除したのです。
また、ゼータ・レチクル星人は「地球人の愛」もまだ理解することはできません。その理由は愛を誘発する脳内物質がないためです。ただし、彼らは全体の一員である自分を愛します。
これは地球人の「自己愛」とはまた異なります。トラブルの原因になるので、全体へ何かを貢献したとしても、評価や認知などの見返りを求めるのことはなく、全体への「帰属感」が彼らにとっての愛で、かつ原動力となっています。
彼らの意識は全体の一部として、全員コンピューターで繋がっています。
ゼータ・レチクル星人とグレイの違い
ゼータ・レチクル星人とグレイは、一括りにされてしまうことが多いですが実は、この二者は似て非なるものです。起源は両者ともエイペックス星にありますが遺伝子構造が異なっていると銀河系の集合意識体であるジャーメインは述べています。
「グレイ」という呼び名は、彼らに対するネガティヴでミステリアスな印象をそのまま投影した呼び名のようにも思えます。
世界的に有名なチャネラーのリサ・ロイヤル氏が、彼らの皮膚が灰色であることに加えて、善悪の判別をしない性質(黒でも白でもない)グレイな態度を取ることは興味深い一方で、多くの人々は彼らの態度に「悪意」を投影して見ていると自らの著書『〔宇宙人〕うちなる訪問者』(徳間書店)で語っています。
一方、地球人がゼータ・レチクル星人(元エイペックス星人)と呼ぶ種族は、比較的温厚で好意的な種族だそうです。彼らは、自分たちの祖先が紛争や核汚染により甚大な被害を出し故郷を失った過去の経験を他の宇宙種族が同じように繰り返さないことを切望しています。
「ゼータ・レチクル」という言葉は、分解すると「ゼータ」という言葉がギリシャ語と英語の最後の文字の「Z」であり、「レチクル」はラテン語を起源とする言葉で「Reticulum」という、「ネットワーク、網状組織」を示す言葉です。つまり、組み合わせると、「最後のネットワーク」とも取ることができます。
もちろん他の惑星の宇宙人と同様にゼータ・レチクル星人の中にも、異なる種族が存在しており、利他的な種族もあればグレイのような利己的な種族もいるそうです。
あなたもゼータ・レチクル系?ゼータ・レチクル星人診断
ゼータ・レチクル星人の特徴をもとに、独自のゼータ・レチクル星人診断をご用意しました。お遊び感覚で楽しんでみてください。以下のチェック項目にひとつでも当てはまる方は、もしかしたらゼータ・レチクル系スターシードかもしれません。
多数に当てはまる方で、かつ1990年代〜2000年代以降の生まれのあなたはゼータ・レチクル人と地球人のハイブリットである可能性もあります。
□規律正しい
□目と頭がわりと大きい
□表情が豊かではないと言われたことがある
□感情をあまり表に出さない
□気づいたら集団や団体に属していることが多い
□食欲、睡眠欲、性欲のいずれか、もしくは全てが少ない
□ファッションやインテリアは個性より統一感を重視している
□子どもや小動物にあまり関心がない
□学校での成績は優秀で賢いとよく言われてきた
□IT系や金融系、医療系などのデータと向き合う仕事をしている
□数字やデータと向き合うことが苦ではなくむしろ楽しい
□車などの運転や機械全般の操作が得意
□怖いもの知らずで、命の危険に関わるレジャー(バンジージャンプなど)も平気
□核戦争、原爆、放射能といった言葉に敏感である
□頭の回転が早く仕事は効率的にきっちり終わらせる
□好奇心が強く研究熱心
□感情より理論派
エササニ星人はゼータ・レチクル人と地球人の混血種族?
ゼータ・レチクル星人診断、いかがでしたでしょうか。結果にがっかりされましたか?それとも嬉しい結果でしたか?もしかしたら、身近な方で特徴が当てはまる人が見つかったかもしれません。
私は今まで多くのスターシードの方と関わってきたのですが、他の惑星とは異なり、「私はゼータ・レチクル星と関わりが深いスターシードです!」と自ら堂々と宣言している方に一度も会ったことがありません。
それほど、もしかしたら誘拐事件のイメージなどから、彼らに対するネガティヴなイメージが蔓延しているのかもしれません。
ただ、実はあのバシャールはエササニ星人であるのは有名ですが、エササニ星人はゼータ・レチクル星人と地球人の混血種族の子孫であると、バシャール本人がリサ・ロイヤル氏のチャネリングを通じて述べています。
宇宙人による地球人の「誘拐」
いわゆる「宇宙人による地球人の誘拐」はゼータ・レチクル星人たちによるものが多いと言われています。
ただ、誘拐や拉致とは言っても、この行為は、地球に生まれてくる前に「遺伝子を提供するボランティア」として自ら名乗りをあげた地球人が拘束対象になっているので、正確に言えば「誘拐」ではありません。
ゼータ・レチクル星人たちは、彼らを一時拘束して、データを収集し終えたら、記憶を消して元の居場所に戻していると言われています。
今のところ、彼らが地球人との交流を図るのは夜で、かつ地球人が眠っている時間です。それには理由はいくつかあります。
まず、彼らの目が過敏なため、太陽光線に耐えられないためです。また、地球人が目覚めて活動している時は、恐怖心に襲われてしまい、この交流を行うのが困難であるからです。将来的には、物質的レベルで交流が始まることが期待されています。
ゼータ・レチクル星人は時間の制約を受けず、過去にも未来にも行くことができます。地球人の交流が最も頻繁に起きているのは1935年から2020年であると、地球を訪れているゼータ・レチクル星人の代表のハローンは述べています。
地球人を「誘拐」する目的
なぜゼータ・レチクル星人たちは、地球人を「誘拐」し、遺伝子を研究するのでしょうか。それは、彼らが地球人が持っている母性本能やセクシュアリティといった感情にとても深い関心を寄せているからです。
彼らは内戦により核汚染された地上から住処を地下へと移し、元々持っていた感情を排除しました。
遺伝子技術を発達させて、脳の構造を変え、感情表現を抑圧させることで、秩序を保ったのです。生殖活動をしなくなった代わりにクローン技術を発達させ、種の存続が図られたのですが、極端に遺伝子上の均質化が進み、種としての進化に限界を覚えました。
そこで、苦境に立たされたゼータ・レチクル星人が辿り着いた惑星が地球です。地球人には、ありとあらゆる惑星の遺伝子が詰まっているため、色々な惑星を転々とせずとも地球だけで調査は十分なのです。
また地球では、ゼータ・レチクル星人にとってはかなり異なる形で、地球独自の経験により遺伝子が進化しているのも理由のひとつです。
集団を意識する彼らの種族とは対照的に、地球は個性に溢れている星で、研究対象としては最高の惑星だと思われます。
「ゼータ・レチクル星人が地球人の女性を誘拐して、彼女たちにゼータ・レチクル星人との混合種の子どもを産ませている。」といった表現は実は誤りで、この行為は、両者間の合意あってのことだと言われています。
ゼータ・レクチル星人は遠い昔に失ってしまった愛情や生殖本能を取り戻し、一方地球人は内側にある恐怖心と向き合い、彼らから何かしらのテクノロジーなどの知識や、彼らの祖先の二の舞になることを防ぐような意識を取り入れることになるでしょう。
結果的にこの「交流」は、地球人とゼータ・レチクル星人、両種族の統合に加えて、銀河系宇宙全体の統合の助けになると言われています。
まとめ
この記事を書くまで、私はゼータ・レチクル星人に対して個人的にいい印象を持っているとは言えませんでした。私にとってゼータ・レチクル星人は謎が多い未知の存在で、彼らを遠くに感じていたからです。
ただ、地球人と正反対な性質を持つゼータ・レチクル星人についての知識を深めれば深めるほど、彼らの祖先が経験した、核汚染により多くの命と故郷を失った悲しい歴史や彼らが必死に種の存続を図ろうとしている姿勢に心を動かされ、誤解されている彼らの面白さを少しでも多くの人に伝える必要性を感じました。
もちろん、地球人を誘拐して、恐怖心を煽っている闇の宇宙人も存在はしていることは知っておいてください。肉体を持つネガティヴなシリウス人、ネガティヴなオリオン人、グレイなどがこれに当たります。
ただ、こうしたネガティヴグループを引き寄せるのは、刑務所の受刑者など否定的な感情が渦巻く閉塞的な環境で、恐れや非力感、被害者意識など負の感情に囚われてしまっている人間であることが多いとも言われています。
つまり、ここにも波動の法則が成り立っているわけです。「誘拐」や「拉致」といった言葉を聞くとなんとも恐ろしい響きがありますが、ただ、そこで怖がってパニックに陥ってしまったら、そういった闇の組織の思惑通りになってしまうのです。
もしあなたが宇宙人と対面して、彼らを忌み嫌うのであれば、鏡のように彼らの姿が目の前に映ることでしょう。宇宙人が怖い存在であるというより、あなたの心の内側に宇宙人に対する恐怖心や嫌悪感があるからこそ拒否反応が生まれているのです。
ゼータ・レチクル星人はそれを映し出す鏡の役割を担ってくれている一種族に過ぎないのです。逆に、私たちが心を開いて、彼らと友好的に交流できれば、何か面白い化学反応が起きるような気がしてなりません。
自分自身の内側にある闇も光も存在する価値があると受け入れることが統合への第一歩です。
宇宙人と地球人は加害者と被害者ではなく、同じ宇宙に住み共に進化し続ける平等な存在であると気づいた途端、あなたは今まで見たこともない新しい世界に足を踏み入れていることでしょう。
参考文献:『プリズム・オブ・リラ』リサ・ロイヤル、キース・プリースト共著(星雲社)『[宇宙人]内なる訪問者』リサ・ロイヤル、キース・プリースト共著(徳間書店)
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